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「Japan Spark インサイツ」

歩くビールに親切な男性用のトイレ…外国人から寄せられたくすっと笑える英語

list目次

  • スペルミス、単語の誤り
  • 和製英語、不自然な表現
  • 文法の誤り、機械翻訳
  • 正しい外国語表記はホスピタリティにつながる

海外からの観光客が増えたこともあり、国内で外国人や外国語に触れる機会が多くなってきました。

日本語を母国語として日本に住む人にとっては、外国語がなくても日本語で意味が通じるので、あえて翻訳された外国語に注意を向けることは少ないと思います。

一方で、日本語が分からない外国人にとっては、それらの翻訳された表記がなければ意味が分からないので、言語の翻訳はとても重要です。

外国語表記はされているものの、それらの表記が間違っており、意味が通じなかったり、おかしな内容になってしまっていることがあります。

今回はそんなちょっと奇妙な、くすっと笑える英語の翻訳を、日本に住む外国人に募集してみました。

全国各地から文章とともに寄せてくれた画像もあわせてお楽しみください。

スペルミス、単語の誤り

まずは単語の綴り間違いや、同音の単語の誤りがあるケースをご紹介します。

パイン(パイナップル)を「Pain」としていますが、これだと「痛み」になってしまいます。正しくは「Pine」にすべきです。(30代/男性/カナダ)
ゴミを意味する「Trash」が「Trush」になっていて、そんな単語はありません。(30代/女性/アメリカ)
バスの中で見つけました。飲食禁止のサインに「No food or dorink」と書いていますが正しくは「No food or drink」です。(20代/女性/ポーランド)
「Dump(捨てる)」と「Dumb(無口)」を間違えています。(30代/女性/アメリカ)
本来、「Draft Beer」と書くところをLとRを間違えて書いています。2枚目の写真ではスペルミス(tomoto, spagetti)および同音の単語の書き間違い( sauce と source)があります。(30代/女性/アメリカ)

和製英語、不自然な表現

書かれている単語に誤りはありませんが、ネイティブからすると意味の通らない表現、タイトルなどをご紹介します。

宿泊したホテルで見つけました。「Washed up」という表現は使わず「Washed」「Cleaned」と書くべきです。(30代/女性/イギリス)
トイレで見つけました。男性用を表す場合「gentle men」ではなく「gentlemen」と書くべきです。これだと「親切な男性」という意味になり奇妙です。(20代/女性/オーストラリア)
「Water spraying cock」ではなく「Fire hose」 または 「Spigot」 というべきです。(50代/男性/アメリカ)
避難階段を「Escape stairs」と書いていて、何から逃げるのかと怪訝に思いました。正しくは「Emergency Stairs」とすべきです。(30代/女性/アメリカ)
京都で見つけた看板です。朝からビールを飲むことを宣伝しているようですが、「Wake up Beer!」ではビールを起こすという意味になります。そして下にビールの歩き飲みを「Walking Beer」と書いていますが、これでは歩くビールになってしまいます。(30代/女性/アメリカ)

文法の誤り、機械翻訳

最後は文法の誤りにより意味が通じなくなっている看板などを紹介します。これらには機械翻訳をそのまま使用しているように思われるケースも含まれます。

長野の湯田中で見つけました。上記の日本語訳だと思いますが、「Welcoming you with rich in nature and hospitality」では意味が通りません。(20代/女性/ポーランド)

神戸のバスに書かれたフレーズ。何か意味のあることを言おうとしているのだと思いますが、全く意味がわかりません。(30代/男性/アメリカ)
Google翻訳などによる機械翻訳は有名な観光地でさえも時々見られます。一枚目は“Exit the ticket gates and then take the exit to the left. Tokyo Tower is only a five-minute walk from Akabanebashi station.” 二枚目は“Press this button in the event of an emergency.”とすべきです。(30代/女性/アメリカ)
浜松の米国発祥の巨大スーパーで見つけました。はちみつ使用の注意書きとして「Use Honey as Ingreadinat, Need to have special attentions.」という表現はとても不自然です。「Includes Honey, please be careful/aware. 」と書くべきです。アメリカの企業のスーパーでこのような英語がみられたことは少し驚きです。(30代/女性/イギリス)

正しい外国語表記はホスピタリティにつながる

日本は他の先進国と比べて、英語を使える人があまり多くない国だと言われています。

そのため、英語から日本語に翻訳する時は機械翻訳に頼ってしまったり、これまで勉強した正しくない知識を使ってしまう人がいたりする人が多くなってしまうのだと思います。

それらが結果として今回ご紹介したちょっと奇妙な英語表記に繋がってしまい、日本語の使えない外国人を混乱させてしまう原因なのかもしれません。

今後ますます国内外への行き来が活発になり、日本に訪れる外国人が増えることが考えられます。

機械翻訳や和製英語を使わずに、しっかりとネイティブのチェックを経て表記することが日本の外国人に対する優しさやホスピタリティにつながり、日本滞在時の満足度にも貢献しそうですね。

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